テレワークの取り組みについて

その他

CTOの三窪です。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急速にテレワークを推奨する企業が増えてますね。

弊社は以前からは総務業務と自社サービスの開発については一部テレワークを導入していたのですが、
今回は弊社のテレワークの取り組み方法をご紹介できればと思います。

環境

まずは「リモートで作業できる作業環境」が必須ですよね。弊社のテレワーク環境は以下で運用しています。
創業当初からどこでも仕事ができるようにGsuiteを中心に仕組化していたことが活きています。

・パソコン(Chromebook)
 ブラウザ上で解決できる業務であればChromebookのみで業務可能です。
 GsuiteとChromeEnterpriseの合わせ技で端末管理(紛失時の遠隔でのデータクリーン)や各種セキュリティ設定(組織設定、アクセス権限、2FA認証など)なども行えるため、安価でセキュアな環境を提供できます。 https://cloud.google.com/chrome-enterprise/os?hl=ja
 ※開発メンバーはMACも使ってます。 ChromebookでもLinux環境も構築可能なのですが、まだまだ一般的ではないので。別途記事は書きます。


・VDI(AWS Workspaces)
 業務上、Windowsを利用する必要がある方は ブラウザまたは専用のクライアントソフトか ら、
「AWS WorkSpaces」に接続し、Windows10を利用しています。VDI(仮想デスクトップ)のためファイルの持ち出しもできず、セキュリティ面も強固です。

・ファイル管理(Gsuite)
 Gsuite中心の環境なので、もちろんファイルはGoogleDriveを使って管理しています。


・OFFICEソフト(Gsuite、Office365)
 基本的にはExcelやWordはGsuiteでの代替を推奨していますが、ファイルの内容やマクロなどに完全に対応ができない場合がありますので、その場合はOFFICE365を提供しています。


・コミュニケーション(Gsuite、SLACK)
 メールはGsuiteのGMAIL、チャットはSLACK、オンラインミーティングはGsuiteのMeetを利用しています。
 最近はお客様とのオンラインミーティングも増えてきていますね。ZoomやMeetを使うケースが多いです。


・その他(ネットワーク、セキュリティ
 自宅からとしてフリーwifiや漫画喫茶など不特定のNWからのアクセスは禁止しています。
 外出先で利用するメンバーにはwifiルータを支給しています。 ちなみに弊社はオンプレ環境は保持していないため、VPNは引いていません。
  各種サービスのログインはパスワードポリシーを強化し、2FA認証を必須、アクセス制限などを行っています。

仕事の進め方

環境面も重要ですが、「リモートでどのように仕事の成果を出すか」が重要ですよね。
弊社ではエンジニアチームは「JIRA」、ビジネスサイドよりのチームは「Trello」というAtlassian社のコラボレ^ションツールを利用して仕事を可視化しています。ガントチャートにも対応可能ですし、 見た目もわかりやすく非エンジニアの方も使いやすいです。
また、気づいたことは困ったことで解決した結果は社内に共有できるよう、同じくAtlassian社のConfluence(wikiツール)にhow to記事を書くよう心がけてます。
成果を確認する部分は、JIRAやTrelloを確認しながらslackでコミュニケーションをとり1日や週単位でやるべきこと、やったこと(成果)をチーム内で確認するようにしています。
もちろん、必要に応じてオンラインミーティング、出社して対面でのミーティングも実施してます。

最後に

冒頭のとおりテレワークがブームですが、上記環境面なども含め乗り越えないといけないハードルは多々あるかと思います。
そもそもマインドセットが「時間ではなく成果にコミット」であること、「セルフマネジメント」ができないと難しいかと思います。
まぁ、サボる人はリモートだろうが職場だろうがサボります…ITはツールにすぎないので意識改革も行わないといけないですね。

弊社もまだまだ環境面、取り組み方法についてもまだまだ見直しと改善が必要かと思いますが、この機会に取り組みを成熟させていきたいと思います。

<記事内の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です>

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