「ワーケーションの意義って?」そんな私が実際に行ってみて気付いたこと

森のオフィス外観 その他

はじめに

こんにちは!
INAPのsaruです。

7月にDXチームのチームビルディングを兼ねたワーケーションのため、長野県諏訪郡富士見町にお邪魔しました。

「ワーケーションって具体的に何?」とも思われる方もいるかと思います。
自分自身も行く前までは、

ワーケーションってそもそも普段の仕事場で働くのと何が違うの?
わざわざ東京から長野まで出向いて、逆に非効率なんじゃないの?

と考えていました。

ですが、私はワーケーションでたくさんのものを得ることができました。
せっかく良い経験をさせていただきましたので、様々な方に私の学びや気付きを共有できればと思います。

「森のオフィス」での日々

まずは宿泊&ワーキングスペースとして利用させていただいた、「富士見 森のオフィス」様についてもご紹介します。

長野の自然に囲まれた立地で、周りを見渡せば木々が生い茂っているような環境です。
そんな中で平日とその後のキャンプを含めた7日間生活させていただきました。

宿舎では毎晩交代制で長野産の品を使った料理にも挑戦。
私は現在実家住まいなこともあり、自炊をするといったことは久しくしていなかったのでなかなか緊張もしましたが、学生時代以来久々に料理ができて楽しかったです。

長野産縛りで作った鮭とズッキーニのホイル焼き
どうやら長野で鮭の養殖をしているみたい

また、DXチームには長野に在住しながらテレワークで勤務しているメンバーもいます。
そんな方たちとも直接顔を合わせてコミュニケーションをとることで、相手のことを深く知り、逆に自分のことを知ってもらえる機会にもなりました。
ボードゲームやディベート大会を通じて、各々の考え方の違いを知れたり、この人の説明すごい分かりやすい!といった気付きも今回の成果の一つです。

ディベート大会の様子

オフィスを離れて気が付いた チームに、自分に足りなかったこと

今回のワーケーションで得られた最大の成果は、チームの数ヶ月後、数年後を見据えた具体的な「未来地図」を考えられたことです。

私の所属するチームは立ち上げから日も浅く、目の前の案件、目の前の業務をどうするか、にフォーカスしてしまっている部分がありました。
東京のオフィスで働いていると、話すといっても各々の業務都合により1時間程度しか時間が取れないことは多いです。
その時間枠の中で話せる内容は、どうしても「今こういう状況だからとりあえずこう解決しよう」といった現在をベースに会話が多くなってしまっていました。

ですが文字通り寝食を共にしながらコミュニケーションをとることで「今後こうなっているのを目指そう、そのためには今これをするべきだよね」といった未来から逆算をした会話ができました。

そしてこれはいつもと同じ環境、いつもと同じ仕事の仕方、では自分自身で気が付くことが難しかったのだと思います。ある意味、チームの成長について自分ごとに考えることができていなかったのだと気付かされました。

そして、この『未来地図』を描くという経験そのものが、私にとって何よりの成果でした。
それは考えたことそのものだけではなく、考えることの大事さに気付くことができたからです。

ワーケーションの意義

ということでワーケーションに行く意味とは、環境を変えることでいつもと違った視点で物事を考えてみるチャンスを得られること、と私は考えました。

ぜひ皆さんもワーケーションに限らず、新しいことへの挑戦をしてみてください。
挑戦することで日常の中でも自分が気付けていない何かに意識を向けるきっかけを得られるかもしれません。

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